私はiPod nanoの管理用にiTunesを使っている。他にもそういった用途のソフトはあるが、iTunesよりも機能的に劣り、iPod nanoで聴いた曲をLast.fmに送信できないので、これ以外のものは使う気にはならなかった。だが、音楽を聴くのにはfoobar2000を使うので、そうなると別々に音楽ライブラリを構築しなければならず、かなり面倒臭く感じていた。
そんな折に、foobar2000でiPodが管理できるiPod managerというコンポーネントがあったのを思い出した。これは以前試したことがあったが、そのときはまだ使い物にならなかったので見送りにしていた。しかし、久しぶりに試してみると機能がかなり改善されており、iTunesよりも高機能な部分もあった。
iPod nanoで聴いた曲をLast.fmに送信
iTunesではプラグインのjscrob2でiPod nanoで聴いた曲をLast.fmに送信していたが、エラーが出たりすることもあってあまり使い勝手が良くなかった。
だが、foobar2000でもiPod managerとfoo_audioscrobblerとの連携でLast.fmに送信できるようになった。こちらは聴いた日時まで記録してくれるので、エラーも無く正確に情報を残してくれる。また、外部データベースに再生情報を記録し、そこから情報を取得することによって記録の散逸を防ぐこともできる。(foobar2000 に Last.fm の曲情報を表示する)
コンピレーションアルバムの条件を自由に指定できる
iPod managerでは参照されるアルバム名やアーティスト名などの条件をTFで自由に編集できる。その中のCompilationの項目で特定のジャンルを指定しておけば自動で判別してくれるので、iTunesのように一つ一つアルバムごとに設定しなくてもいい。この点ではiTunesよりも使いやすい。
iPod nanoでLoveトラックのランダムスマートプレイリスト
何より嬉しかったのはLast.fmのLoveトラックをiPod nanoで楽しめること。foobar2000にLoveトラックのAutoplaylistを作ってiPod nanoに送れば、そのプレイリストを利用して簡単にLoveトラックのランダムスマートプレイリストが作れる。
欠点としてiPod managerではiTunes StoreやGeniusなどの機能はないが、曲の同期意外に使わないのならばこちらで十分だ。
これでiPod nanoの管理をするだけに使っていたiTunesがいらなくなり、foobar2000だけで事足りるようになった。音楽ライブラリを別々に構築するのは面倒だったので、これで随分と楽になるだろう。更にはLast.fmとの連携も強力にできるようになったので、言うこと無しだ。
0 Coment:
Post a Comment