WebScrap

March 15, 2010

Firefoxをネットブック向けにカスタマイズ

遂に寿命が近づいていたノートPCが動かなくなったので、とりあえずネットブックを代わりに使用することに。Firefoxを入れて以前と同じ環境にしたが、このままではWebサイトの表示部分がかなり小さく見にくかったので、ネットブック用にカスタマイズし直すことにした。


FirefoxのUIを大まかに分けるとツールバー、タブ、ステータスバーの3つ。それぞれの部分について省スペース化を考えていく。

検索バーとロケーションバーの統合

 

今まではメニューバー、ナビゲーションツールバー、ブックマークツールバー(ボタンでの開閉式)の3段だった。その中でもナビゲーションツールバー内のロケーションバーがかなりスペースを取っているので、Googgle Chromeのように検索バーとロケーションバーを統合するOmnibarでスペースの節約を図る。更に他のボタンなども移動させて、ツールバーを2段構成にした。

ページ内検索バーの強化

 

そうなると検索バーでのページ内検索はできなくなるので、SearchWP検索ボックス自動入力(学習機能付き)は削除。代わりにページ内検索バーをカスタマイズするFind Toolbar Tweaks、検索結果を画面中央に表示するucjs_findbar.uc.js、検索結果が折り返すときにビープ音を鳴らすucjs_findWrapPlayBeep.uc.jsを導入して、ページ内検索バーの機能を強化した。

多段タブからスクロールタブへ

 

多段式の方が沢山のタブを開いている際に判別しやすくて便利だが、その分スペースを取ってしまうのでスクロール式に変更。それに伴ってタブ管理をTabberwockyからTab Utilitiesに入れ替えた。このアドオンはFaviconizeTabと同等の機能を持っており、常に表示させているタブ等を小さくしておけばスペースを節約することができる。

ステータスバーを非表示に

 

私の場合はChromeStatusbarModoki.uc.jsで既に非表示にしてあったが、表示されるパネルがリンクと重なる部分の問題があるので、それを解消できるLink Target Displayに変更。ステータスバーが非表示となるとプログレスバーも無くなるので、タブにページのプログレスバーを表示するTab Progress Bar、ロケーションバーにプログレスバーを表示するFissionなどで補強するといい。

 

 

以上によってUIを省スペース化し、Webサイトの表示範囲を広げることができた。

ネットブック向けにカスタマイズしたFirefox

今回一番大きな変更は、やはり検索バーとロケーションバーを統合させた点。最初は少し違和感があったが、使っているうちに解消されていった。2つのバーの統合はFirefox 3.7でも予定されているので、今のうちに慣れておくのもいいだろう。

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