先日アップデートしたFirefox 3.6 RC1。JavascriptエンジンがTraceMonkeyに変わったということだが、実際に使ってみたところ以前よりキビキビと動くように感じられる。
もう一つの大きな変更点として、FirefoxアドオンのPersonasが標準機能として統合され、アドオンマネージャでも管理できるようになった。これにより同名のアドオンの方は、メニューバー(ステータスバー)からお気に入りや最新のものに簡単に切り換えたり、ローカルに自分で作成したものも使えるなど、更なる機能拡張のためのものとなった。
私は特に頻繁に変えるという訳でもないので、Personasのアドオンは削除した。
まだ触り始めではあるが、ほとんどのアドオンはそのまま使えたので、現在の設定・アドオンを記録しておく。
- Automatic Save Folder
保存するファイルを自動で条件ごとに指定した場所に振り分ける。 - Bookmark Previews
ブックマークしたページのサムネイルを作成し、ツールチップに表示する。 - bookmarks history panel
ブックマーク・履歴サイドバーをIE7のようにポップアップ表示する。 - Boss Key
Firefoxを最小化・閉じる・グローバルホットキーでタスクトレイにしまう。 - Cache Status
メモリ・ディスクキャッシュの容量を設定し、一定まで溜まると自動で削除する。 - CookieCuller
指定したクッキーを保護し、それ以外をFirefox起動時に削除する。 - Custom Buttons²
様々な機能のボタンをツールバーに追加できる。- Auto context menu on selection
選択するとコンテキストメニューを開く - AutoCopy
選択した文字列を自動でコピーする。 - Bottom Panel
様々な設定画面やページを下部パネルで開く - Check ‘em All
選択したチェックボックスのon/offをまとめて切り換える。 - delicious
表示しているサイトをdeliciousに登録する。 - DOMi and Error Console
DOM Inspector、エラーコンソールを開く。 - Extensions in Sidebar
アドオンマネージャをサイドバーで開く。 - Google’s Cache
表示しているサイトのGoogleキャッシュを表示する。 - Launch Google Chrome
表示しているサイトをGoogle Chromeで開く。 - Launch Sleipnir
表示しているサイトをSleipnirで開く。 - Open the Chrome Folder
FirefoxのProfileフォルダを開く。 - PDF to GoogleDocs
ページ内のpdfへのリンクをGoogleDocsで開くようにURLを書き換える。 - Restart Firefox
Firefoxを再起動する。 - toggle Java
Javaのon/offを切り換える。 - toggle Javascript
JavaScriptのon/offを切り換える。 - Toggle Option
オプション画面を開く。 - Toggle Toolbar (Bookmark Toolbar)
ツールバーを開閉する。 - UCTB
閉じたタブを復元する。 - URL-Tools
一つ上の階層に移動やキャッシュなどを表示する。 - サイト内検索
表示しているサイト内をGoogleで検索する。 - はてなブックマークレット
表示しているサイトをはてなブックマークに登録する。 - リファラ on/off 切り替え
リファラのon/offを切り替える。
- Auto context menu on selection
- DOM Inspector
表示しているサイトの構造を表示・解析する。 - DomainTab
リンク先のドメインを判別して新しいタブで開く。 - Download Statusbar
ダウンロード中ファイルのプログレスバーをステータスバーの上に表示する。 - feedly
Googleリーダーで取得しているフィードをマガジンスタイルで表示する。 - Group/Sort Tabs
同ドメインやリンク元→リンク先のタブを自動でグループ化する。 - Orbit Downloader Firefox Integration
Orbitへパラメータを渡す。 - Read it Later (日本語版)
「あとで読む」機能を追加する。 - Reload Tab On Double-Click
タブをダブルクリックでページを更新する。 - Save File to
右クリックメニューに特定の保存先を追加する。 - ScrapBook
Webサイトを取り込んで保存する。 - SearchWP
サーチバーからページ内検索をできるようにする。 - Stop Autoplay
サイト上に埋め込まれた動画や音楽などの自動再生を止める。 - Stylish
CSSでWebサイトの表示を変更できる。 - Stylish-Custom
Stylishの機能や設定を拡張する。 - Tabberwocky
タブ機能を設定する。 - userChromeJS
FirefoxのUIを拡張する。- copy_link_text-1.0-fx.uc.xul
リンク文字列をコピーする。 - SubmitToTab.uc.xul
送信ボタンを中クリックで新規タブに開く。 - adblock#.uc.js
ページ上の広告をブロックする。 - AutocloseBookmark&HistoryFolders.uc.js
ブックマーク・履歴サイドバーで他のフォルダを開けたとき自動で閉める。 - ChromeStatusbarModoki.uc.js
Google Chrome風のステータスバーを追加する。 - closeBlankTabOnCloseDownloadDialog.uc.js
ファイルのダウンロード時に表示される空白タブを自動的に閉じる。 - dragimage.uc.js
画像をドラッグしてスクルールできるようにする。 - enabledMainMenuToMove.uc.js
メインメニューをドラッグアンドドロップで移動できるようにする。 - MedleyMenu.uc.js
メニューバーを一纏めにする。 - MenubarForcus.uc.js
Flashにフォーカスがある時サイドバーのスクロールをできるようにする。 - MiddleClickandGo.uc.js
サーチバー、ロケーションバーを中クリックするとクリップボードの値を読み込んで検索する。 - MouseGestures.uc.js
軽量マウスジェスチャを追加する。 - refererChanger.uc.js
リファラーを柔軟に書き換える。 - SelectSearchInTextArea.uc.js
テキストエリア内でドラッグした文字列を’Googleで検索’ができるようにする。 - smartmiddleclick.uc.js
JavaScriptリンクを中クリックで新規タブに開く。 - StopAddonUpdate.uc.js
指定したアドオンの更新を無効にする。 - TextareaSizers.uc.js
テキストエリアの大きさを変更できるようにする。 - TextLink.uc.js
リンクの貼られていないURLや足りていない文字列を補完して、ダブルクリックで新規タブに開く。 - userContent.js
Greasemonkeyとほぼ同じ機能を実装する。- AnalyticsDisabler.user.js
検索などを行った際に検索結果を追跡できないようにする。 - GoogleSearch-RemoveRedirectFromLinks.user.js
Google検索のリダイレクトを消去して高速化する。 - GoogleThumbnails.user.js
Googleの検索結果にサムネイルを追加する。 - YAjaro.user.js
Googleの検索結果でクリップ系サイトをクリックしても、直接おおもとの記事ページにジャンプする。 - HatenaAndDeliciousCountWithGoogle.user.js
Googleの検索結果にはてなブックマークとdeliciousのブックマーク数を表示する - AutoPagerize.user.js (userContent.js用)
表示しているページに自動で次のページを読み込む。 - AutoPagerizeSwitcher.user.js
AutoPagerizeのon/offをキーボードで切り換える。 - GreasedLightbox.user.js
リンクされた画像を新規タブで開かずにオーバーレイ表示する。 - AmazonPopupImageScript.user.js
Amazonサイト内の画像をポップアップする - coralized-youtube.user.js
キャッシュサーバーを利用してYoutubeの動画のロードを速くする。 - DeliciousThumbnail&Favicon.user.js
deliciousにサムネイル・ファビコンなどを追加する。 - FixRecommendedTags.user.js
はてなブックマークのタグの英語の大文字・小文字を同一化する。 - FlashQualityChanger.user.js
Flashの画質を自動で変更する。 - Nicoiframereplace.user.js
ニコニコ動画のiframeをニコネイルの画像に置換する。 - nicoscroll2.user.js
ニコニコ動画でプレーヤー部分まで自動スクロールする
- PixivAjaxFavorite.user.js
pixivの絵の上に、絵または作者の公開・非公開ブックマークのボタンを追加する。 - PixivImageEnlarger.user.js
pixivの絵を自動で原寸サイズに切り替える。 - PixivImagesDirectLink.user.js
pixivのサムネイル周辺にフルサイズへのリンクをつける。 - PixivViewComment.user.js
pixivのコメントを自動で表示する。 - YouTubeHDSuite.user.js
YouTubeの動画を自動で高画質に切り替え、ダウンロードリンクを追加する。 - 2chURLModify.user.js
2ch等の掲示板の画像URLをサムネイル表示に切り替える。
- AnalyticsDisabler.user.js
- copy_link_text-1.0-fx.uc.xul
- Yet Another Smooth Scrolling
スクロールをスムーズにする。 - 検索ボックス自動入力(学習機能付き)
サーチバーとサイトのサーチフォームを同期する。
前と比べて大きな変更点は、タブの管理をTab Mix plusからTabberwockyとDomainTabに変えたこと。
Tab Mix plusはそれ一つでほとんどのタブ設定ができるほど多機能だが、それだけ容量も大きく私には余分な機能が多かった。また、新しく入れたGroup/Sort Tabsと相性が悪く、タブの挙動がおかしいなどの不満もあった。それでも手放せなかったのは、リンク先のドメインを判別して新しいタブで開いてくれる機能があったからだ。
だがDomainTabでその機能が実装できるようになったので、タブの管理には軽いと評判のTabberwockyに変更した。こちらはGroup/Sort Tabsでのタブの挙動もちゃんと制御でき、タブの切り替えの際にあった一瞬のブランクも解消された。
他には、Orbit Downloader Firefox IntegrationはOrbit 2.8.17からOneClick YouTube Downloaderというアドオンに統合された。アップデートして入れて見たところ、他のアドオンが正常に動作しないなどの不具合がでたので、Orbit 2.8.16までダウングレードして入れなおした。
また、Boss KeyはMinimizeToTrayの代わりだが、不具合(タスクトレイ収納時に右クリックが効かない)もなくグローバルホットキーも設定して使えるので、ほぼ上位互換のようなもの。その上ファイルサイズはMinimizeToTrayよりも小さいのだから、そちらを使っている人には是非お勧めしたい。
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