WebScrap

November 4, 2009

USBメモリブートのKnoppixでHDDのサルベージ

先日、突然PCがカクカクと重くなり、そのまま一向に回復しないのでしょうがなく再起動をしたところ、ブルースクリーンが表示された。
セーフモードから起動しても画面は青くなってしまう。原因は「0x000000ED Unmountable_Boot_Volume」、おそらくHDDが正常に認識できないのでOSが出来ないということ。

こういう場合チェックディスクを行って修復するのだが、保存されているデータが破壊されてしまう場合もあるので、万が一のため先にデータのバックアップを取っておく。


 

OSが起動しないのでCDからブートするタイプのものを使って、データのサルベージを行う。今回はライブCDの部屋にて公開されているKnoppix 5.1.1/CD(高速起動版)を使用した。ここで通常ならCDにISOファイルを焼けばいいのだが、今回はUSBメモリからブートする方法を取った。容量は1GB以上有るものが必要で、FAT32形式であらかじめフォーマットをかけておく。

 

まず仮想ドライブ作成ソフトを使い、入手したISOファイルを仮想ドライブにマウントする。
そして、右クリックメニューのエクスプローラから開き、boot/isolinuxフォルダ内の全ファイルとKnoppixフォルダ自体をUSBメモリにコピーする。

次に、USBメモリ内にコピーしたboot/isolinuxフォルダ内のisolinux.cfgをsyslinux.cfgに名前を変更し、そのファイルをワードパッドで開いて10行目に「F4  syslinux.cfg」と行を追加する。

最後にThe Public Linux Archiveからsyslinux-3.82.zip(最新版でよい)を入手し、解凍してできたフォルダをCドライブ直下に移動させてから、ファイル名を指定して実行から以下のようにする。(d:はUSBメモリのドライブなので適宜指定する。)

  • C:\syslinux\win32\syslinux.exe –a d:

後はPCにUSBメモリを接続してから起動すれば、Knoppixが立ち上がる。(できない場合はBIOSから起動ドライブでUSBメモリの優先順位を上げる。) なお、起動中のboot:の後に「fb1024x768」などと入力すると解像度を指定できる。

今回はKnoppix 5.1.1/CD(高速起動版)でHDDにアクセスすることができたが、同じLinuxベースのUbunto 9.04ではできなかった。相性の問題も有るのかも知れないので、色々と試して欲しい。

 

データをバックアップした後は、Windowsの起動ディスクから回復コンソールを行う。(もし持っていなければ、1CDブート回復コンソール作製法で詳しい手順が書いてあるので作成する。)この作業は相当の時間がかかるので気長に待つといい。平均では3~6時間ぐらいらしいが、後述の理由により私はこの作業で30時間以上もかかってしまった。

 

最終的にPCを復旧することができたが、以前よりも動きが多少重く、いくつかのファイルは破損してしまっていた。原因はHDDの寿命が近づいてきて不良セクタが発生し、OSを起動するためのファイルが破損してしまったためだったようだ。こういった不慮の事態のためにも、日頃から常にバックアップを心がけておきたい。

0 Coment:

Post a Comment