私はPCで音楽を聞くのにはfoobar2000を使い、iPod nanoの曲を管理するのにはiTunesを使っている。なので、iTunesには必要最低限の機能さえあればいいのだが、iTunes 8の通常のインストールの方法では不要な機能まで一緒に導入されてしまう。今回は、iTunes 8で必要な機能のみをインストールする手順を紹介する。
※ 既にiTunes 8をインストールしてある場合は、以下のフォルダのバックアップを取ってから一度アンインストールをし、再インストール後に上書きコピーをする。
- C:\Documents and Settings\ユーザー名\My Documents\My Music\iTunes
(初期設定の場合) - C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Apple Computer\iTunes
まず、AppleからiTunes 8のインストーラパッケージをダウンロードする。
そして、それを解凍すると中には以下のファイルが入っている。
- AppleMobileDeviceSupport.msi
iPhone管理用のサービスを提供する。 - AppleSoftwareUpdate.msi
Apple製ソフトウェアのバージョンアップをチェックする。 - Bonjour.msi
同じLAN環境にあるPCでiTunesライブラリの共有ができる。 - iTunes.msi
iTunesの本体でiPod管理用のサービスも含む。 - MobileMe.msi
メールやスケジュール、連絡先をリアルタイムで同期する。 - QuickTime.msi
iTunesを動作させるのに必須。 - SetupAdmin.exe
管理者権限でインストール動作を行なう。
この内、最低限iPodを管理する機能が欲しければ、iTunesとQuickTimeだけインストールする。これは通常の方法ではエラーが出るので、インストール用のbatファイルを作成する。
iTunes.msi /passive
Quicktime.msi /passive
上記をメモ帳にコピー&ペーストして保存し、拡張子をbatに変更してから先程解凍して出来たフォルダ内に移動させて実行する。
もし、それ以外にも機能が欲しければ、個別にインストールすればよい。
参考:Slimming down the bloated iTunes 8 installer
2009/08/24 追記:iTunesのインストール方法を修正。
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