iPodシリーズには様々なDockが発売されていて、机にただ放って置くのもイヤなので色々と探してみたが、どうしても欲しいものが見つからない。というのも、私はよくCover flowを使っているのでDockに置いている時もその機能を使いたいのだが、iPod nanoを横向きに置けるDockが一つもなかったからだ。
そんなところにiPhone 3GSの箱を使ってiPhone dockをDIYの記事を見て、無ければ作ってしまおうと思い立った。
その完成品がこちら。
差し込んだけで充電出来るようにはなっていないので厳密にはスタンドだが、固定されていないのでUSBケーブル・ACアダプタと使い分けることが出来る。
以下、製作の手順を紹介する。
材料はiPod nanoを購入した際にパッケージの中で固定しているプラ板と、透明なデスクプレート。これの角度は45°以上のもので、覗き込む角度を考えて選ぶこと。(45°以下の角度ではCover flowに切り替えにくい場合がある。)
道具・工具は以下の物を使用した。ホームセンターで全て揃えられる。
- プラ板用カッター
- ヤスリ(平形、半丸形)
- 紙ヤスリ(1000番、2000番)
- ピンバイス
- ニッパー
- プラスチック磨きクロス
- アロンアルファ(一般用)
まず、プラ板に薄い線があるのでそれに沿って両側を切断する。この時表側から(上にでっぱる方)ではやりにくいので、裏向きにして下にダンボールなどをはさんで線引きを当てながら沿うように切るといい。
切断後は断面が少しギザギザになっているので、紙ヤスリで整えておく。
次に、切断したパーツの一つをiPod nanoが通り抜けられるように中をくり貫く。
ピンバイスを使って穴を開けてからニッパーで穴の間を繋ぐように切り、そのまま周囲を大まかに切り取っていく。あまり端の方まで穴を開けようとするとパーツが割れてしまうので注意。
ある程度くり貫けたらヤスリで削っていく。この時パーツは薄くなって来ているので慎重にやること。
凹凸が無くなって来たら紙ヤスリで整えて、iPod nanoがスムーズに通り抜けるようになっているか確認し、プラスチック磨きクロスで仕上げる。ここをしっかりとやらないと出し入れ時にiPod nanoに傷がついてしまう。
最後に、切断したパーツ二つをデスクプレートに接着する。注意点として、くり貫いていない方のパーツはiPod nanoが深く入る側に入れること。
あらかじめiPod nanoにパーツをセロハンテープでくっつけて固定すると、ズレも無く接着場所を確認しやすい。(セロハンテープでくっつける時パーツの下側にiPod nanoが乗っているようにすること。)接着場所が決まったらBの裏側にセロハンテープなどで印をつけておくとよい。
後は、接着してしっかりと固まるまで置いておけば完成だ。
デスクプレートにはカードのような物が入れられるままなので、好きなものを入れてみてもよい。私はiPod nanoに付いてきたシールが他に使い道も無さそうなので張ってみた。
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