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July 3, 2009

ブラウザの携帯性

実は最近あまりSleipnirを使っていません。
というのも、他にも私はFirefoxとGoogle Chromeを併用しているんですが、それぞれ用途が違うんですね。
拡張性が高くセキュリティもIEよりいいのでメインブラウザとしてFirefox。何かパッと思いついて調べたいときに起動と速度がとにかく速いGoogle Chrome。

ではSleipnirは何に使うかというと、特に無いんですよね。強いて言うならIEでないと対応していないサイトを開く場合ぐらいでしょうか。


こうなってしまうのは仕方がないんですよ。Sleipnirの特徴はやはり様々な機能が最初から詰め込まれている部分が大きいと思うんですが、Firefoxと比べると拡張性の点で一歩譲り、Google Chromeとでは全体的な速度の点で劣ってしまう。
良くも悪くもオールラウンダーな部分が災いして今一つ決め手にかけてしまったために、あまり使わなくなっていたんです。

ですが、万能であるからこそ非常に役に立つ場面がありました。
それはPortable環境の場合です。
これらのブラウザはそれぞれPortable版が公開されており、機能も基本的には通常版と変わらないようです。

USBメモリに入れ実際に使ってみると、
拡張性が売りのFirefox Portableは作業環境の同期が面倒くさい。
速度において抜きん出ていたPortable Google Chromeは機能性が少々乏しい。
その点Portable Sleipnirなら同期はとても簡単であり、主要な機能はほぼ揃っているのでとても使いやすいですね。また、IEと同じエンジンを使っているのでその分ファイルの容量もかなり小さく、唯一気になった点といえばデザインが旧Sleipnirのタイプしか入っていないことぐらいでしょうか。それを除けば、Portable版の中では圧倒的に使いやすいと感じました。

また、Sleipnir Startもいいですね。
外出先でも手軽にはてなブックマークのチェックができ、なにより綺麗で見やすく分かりやすい。Sleipnirのマルチな部分がこれでもかと詰め込まれていて、とても魅力的なスタートページです。

こういった携帯性の高さから、現在企画段階のiPhone対応ブラウザのGraniは中々期待できそうです。もしかしたらiPhoneで最も使われるブラウザがGraniになる日も来るかもしれません。

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